青春の続き

今から40年程前、黄色のサニークーペが好きだった。親父は自分が自動車免許を取ったら買ってくれると約束した。仮免を取り再確認したところ、親父の商売事情が悪化したせいか約束は反古となった。ドラ息子の自分は、ペーパードライバーは危険という理由にして教習所通いをやめてしまった。

あれから35年経った55歳の時、免許の必要性は感じていたが今更この年で取ってもなーと躊躇していたが、暇が出来たんだから免許を取ったらと、自分の息子に背中を押され免許を取った。

女房のカローラも大分古くなり買い替えの時期が来ている。新車購入の選択は自分にとって最初で最後のものになるだろう。自分は迷わずティーダに決めた。奇しくもティーダはサニーの後継車だ。この年でハーベストイエローはないなと思い、品のあるウオームシルバーにした。もうすぐ新車が家に届く。

19歳仮免中断と55歳免許取得の間にタイムギャップがないことに気が付いた。
Execlの横軸(A~Z)を時間軸として各列に各年代の自分史を綴っていくと、当然これまでの自分の人生を連続的に見ることが出来るが、あたかもEからPを非表示にしてDからQにスムーズに変わっていくようにギャップがない。
19歳の気持ちが引き継がれた55歳の新米ドライバーの誕生だ。

これからティーダと共に青春の続きが始まる。

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理系から文系へ

国家資格のマンション管理士試験に合格した。嬉しさは、然程ない。2年間もかかってしまったから。
昨年は1点足りずに不合格、今年は95%以上の得点を目標に勉強したが70%強の出来。合格はしたものの自分としては腑甲斐無い結果であった。年をとってから新分野の勉強は大変。

反面、良い点もあった。お蔭で法律文書を読むことが、あまり苦痛でなくなった。平均的な日本人から見ると法律文書はまともな日本語ではなく、読んでも内容を理解できないものが多い。初めは苦痛だが、慣れてくると割りとスラスラ入ってくる。不思議なものだ。

生まれて始めて民法を学んだ。よかった。これが今回の最大の成果だ。少し一人前になったような気がした。民法は人と人との基本的なルールそのもの。一社会人として身に付けておくべき基礎知識だ。昔々、大学に入学したときの授業は、高校時代のおさらいばかりなので、希望に燃えていた向学心が急速に冷えていったことを思い出した。理系の人は民法を、意識的に学ばないか、時間割上学べないか、生理学的に受け付けないか、理由はともかく・・・学ばない。大学は、おさらいは止めて、一般教養として簡単な民法を、学部は問わず入学者全員に学ばせる方がよい。ごく普通の社会人を育成するために。

最近、憲法の改正問題がよく取り上げられている。そういえば、生まれてこの方58歳になるまで、一度も憲法を読んだこともないことに気が付いた。早速読んでみよう。何が書いてあるのか、楽しみだ。文系人生が進み始めた。

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